ラ・カンパニュラ

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2011.10.07 Friday

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2009.01.29 Thursday

私が戦争を憎む理由(ワケ)、平和を望む理由(ワケ)

JUGEMテーマ:戦争・紛争
 

ブログを始めてから、何度も「戦争反対!」なんて、ご大層なことをつらつら書きたてているけれど、私は戦争体験者ではありません。
にも関わらず、なぜ争いについて、平和について書き連ねるかと聞かれたなら、、、
養母の戦争体験が「軸」となっているから。

それにひきかえ。養父は社会党のご夫人方による「平和の訴え」を毛嫌いしていました。
その嫌いようといったら、テレビのニュースを見ている時なら「今すぐチャンネル変えろっ!」と言ったし、
新聞を読んでいる時だったら、丸めて放り出す始末。
「平和のための署名活動」がお店に来たら、露骨に嫌な顔をして追い払っていました。
私には滅法優し養父でしたが、過激な思想を持った人でした(苦笑)。

大正15年生まれ、お国のために命を投げ出すつもりで戦地に向かいましたが、その1週間後に日本がポツダム宣言による無条件降伏したことを知った養父。

家は名家だったとはいえ田舎の次男坊だったので、お国のために働いて名誉の戦死をするか、名を挙げるための活躍をするかの二択しか無かったようです。
養父の口から詳しいことは聞けなかったのですけど。

養父は、亡くなるまで大日本帝国を崇拝してて、今という時代にあって考えるととてつもなく偏向的だったのですが、
当時はそれが「善し」とされていた時代だったのですよ。。。
先の大戦までは、正に男性が日本を動かしていました。
傍らで支える女性の気持ちなど、これっぽっちも考えることなく。
召集令状が来たからと、勝手に惚れられた相手と祝言を交わし、勝手に戦争をして
勝手に死んでいく。
残された女性のやり場の無い悲しみと怒りが力となって、戦後の婦人参政権を勝ち取るに至ったのですが。。。

養父があまりにもご婦人方の「平和活動」を、偽善とか売名行為とか言って嫌うので、
ああ、「あの女の人達は偽善者なんだ。」なんて幼いながらに政治に参加する女性は胡散臭く思っていたのですけど。。。

最近になって、ようやく「平和」の意味がわかってきたような気がします。
平和とは繋いでゆくもの。一代で終わらせるものでなく、繋いでゆくもの。

「戦争の悲惨さ」を語り継ぐことが、少なくとも平和ボケした日本人に平和を説くより、
平和の大切さを浮き彫らせることになるのではないかと、、、。

太平洋戦争から63年。
戦争体験者として、その体験を語れる人はどれほど存命でしょう?

現在63歳以上70歳未満の人は、戦時下に生を受けていたとはいえ、当時の記憶は幼すぎて曖昧な部分があるでしょう。

当時20歳以上、現在は83歳以上になる生存者で、雄弁に当時の記憶を語れる方は
認知症などの問題もあって多くは無いはず。
その上、頑として語らない方もいらっしゃいます。

では、この貴重な戦争体験を受け継ぐには、70歳〜83歳くらいの人の話を聞き、
それをシェアするしかないのです。
わたしの養母は、正にその間の年齢であり、残念ながら養母は私の他に体験を語る相手など居ません。

それなら、養母のこの貴重な戦争体験を語り継いでいくのは私の役目ではないのかな。。。

そんなことをようやく考えるようになりました。平和を願った当時の女の気持ちを、受け取る時期に至ったのではないかと。。。
(よーするに歳とったってことっ!笑)
そんな思いで反戦を綴っています。。。
中には偽善的に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、それでも、戦争や紛争については、今後も機を見て拙文をアップしていきたいと思います。


さて、世界で起こる戦争あるいは虐殺。
国際貢献の名の下、自衛隊の海外派遣は賛美する風潮。

なんだかとても気になります。

昨年秋に起こったリーマンショックから、日本でも失業者が溢れ出してきました。
そこに中山氏発言、田母神氏発言、で世間が一気に騒ぎ、右翼的になっています。
そして、ソマリアへの派遣、給油活動の続行。
なんとなく世間が「自衛隊派遣って本当に意味があるのか、、、」そう思いはじめた頃の
この2人の発言は、世論を焚きつけるのに充分だったように思います。

まるで「大日本帝国万歳!」と言っているようで、違和感が走ります。

これって、誰かがシナリオを書いているんじゃないの?

アメリカがオバマ政権に変わり、ブッシュとは違うクリーンなイメージなだけに
難題を押し付けられても、お人好しの日本人は「オバマが言うのだから。。。」そうやって騙され続けられそうな気がします。

毎日お邪魔しているサイトの「世に倦む日日」Thessalonike(テサロニケ)さんが、オバマ政権に関する衝撃的な分析をしていらっしゃいました。
このエントリーを拝読しながら、すっかり塞ぎ込んでしまいました。
日本人はアメリカの奴隷。
自民が良い、、いや民主が良い、、、そんなことを論じている日本人を、アメリカが掌で転がすだけ。

「文化的で幸せな最低限の生活は、自己責任で確保せよ。」

どう頑張っても奴隷は奴隷。
手も足も出まい。
もっと悲しいことに、幸せが約束されていない搾取されるだけの奴隷が、アメリカではなく日本政府を叩くこと。
今の日本は、どの政党が政権をとっても同じ。
アメリカは日本から巧妙に搾取して立ち直り、チェーーーンジしていく。
しかし、日本は今以上に苦しみの未来が待ってる。

そんなことを考えていたら、悲しくて悔しくてたまらなくなった。


この閉塞感、先の大戦前の閉塞感と同じではないでしょうか?
アメリカが日本に対して内政干渉していなかった時代の、経済封鎖と似ているのではないでしょうか?
アメリカの性奴隷のようになっている日本は、それを感じていないだけ。
そんな気がします。。。



そんなことを思いながら、アメリカが勝手に始める戦争の火の粉が日本にも降りかかるのではないかと。。。
それならば決して楽しい作業ではないけれど、思う存分養母の戦争体験を語りながら、平和を唱えていきたいと。
生々しい体験談になると思いますが、読んでいただけたら幸いです。
もし感想を寄せていただけるなら、養母が喜びます(笑)。


以下は、お友達の弧愁庵人さんのブログで、8月15日のエントリー「かわいそうなゾウ」のコメントとして書いたものです。
いくつかの養母の体験談の中で、一番強烈な内容でした。



(引用始)
2008-08-16 20:20:20


 私の養父は大正15年生まれ、養母は昭和4年生まれで、正に戦争体験者です。
養父の口から戦争体験を聞いたことは皆無。兵役が決まってすぐに終戦となったため、働かずして生き残ったのを恥じていたようです。養母は今はほとんど語りませんが、私がまだ小学生だった頃は戦争の話しをぽつぽつと語っていました。
まだ生々しい記憶が残っていたのでしょう。
語られた内容のうち、一番強烈だった話を。。。

戦時下においても、不自由ながらもほのぼのとした市民の生活があり、近所付き合いも密接で、私の母も隣に住んでいた「小母さん」に機織りを教えてもらい、纏わり付きながら可愛がってもらったそうです。

ある日いつものように隣りの小母さんを訪ねたところ、機の前に居るはずの小母さんが居なくて、、、。
母は何か胸騒ぎを覚えて、家中を探したところ、
ようやく納屋で見つけました。
いつもの優しい小母さんと違うのは、赤くて冷たくなっていたこと。。。

小母さんには放蕩息子がおりました。
小母さん宅にその放蕩息子宛ての召集礼状が届いたのですが、小母さんには報せる術もなく。
お国の為に兵隊を送れない自分と息子を恥じ、
割腹し腸を引き出して首に巻き付けた姿で、暗い納屋に鎮座していたそうです。
「面目ありません」と床に真っ赤な書き置きを残して。

翌日の新聞一面は「見ヨ!軍国ノ母!」と。

人が死に、その死を悲しむどころか褒めたたえる狂気。

人が人ではない、何か別のモノに変えてしまうのが戦争。。。

戦没者の皆様に哀悼の意を込めて、死して尚、母国を護って下さるよう祈って…合掌
(引用終)


父、夫、兄、弟、男達は戦争に行く。

母、妻、姉、妹、女達は生還を祈って待つ。
そして男達が戻らなかった女達には、新たな戦争が待つ。

男達は戦争で同胞の死体の山を見たでしょう。
しかし、女達もまた無数に散らばる死体を見ました。

この多大な喪失感のうちに、女は参政権を得ました。
そして平和を語りました。


大戦中、そこいらにいる普通の女達は、国の政治がなんたるかなど、これっぽちの情報もなく、
勝手に戦争をする男の言うなりでした。
太平洋戦争が侵略戦争でなかったとか、田母神発言?村山談話?
知るかっ!
大切な人を失い、全てを失くした者には空論。
どんな判断がなされようとも、虚しい。


※男達だけの戦いの場合
男がぞろぞろと戦場へ入って敵と鉢合わせたら、どちらかが無力化されるまで殺し合うでしょうね。

※女達だけの戦いの場合
女が子連れで戦場に入って敵と鉢合わせたら、子供の泣き声一声で戦意は無力化されます。



ふんっ!


2011.10.07 Friday

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コメント

ウチの父は大正15年生まれ。
健康面に問題があって戦地に行く事を免れたくちです。
父の父(私の祖父)は超変わりもんのインテリじいさんで、そのことを大変喜んだそうです。この時代にこういう人はたぶんいなかったと思うのですが「天皇陛下の為、お国の為に死ぬなんてゴメンだ」というのが口癖だったそうで、私は小学生の頃この話を聞いて「じいさんやるじゃん!」と心の中で思ってました。

平和の話をすると「あいつきれいごといってるよ〜」っていわれそうで嫌なんですが、どの国が正義で、どの国が悪であるとかそんな事より、人間の命が一番だと思うわけです。

人間は、欲を捨てることが出来ない動物だという事を思い知らされます。「正当な自衛権」って誰がどんな基準で決めるんでしょう。ヤラレタラヤリカエス。この方法しかないんでしょうか。戦争が一部の人の利益だけ生み、他には何も生み出さない事はわかっているのに・・・

まきこまれた人達の命。生きたくても生きられなかった命。
戦争はもういい加減なくしたいです。
2009/01/29 6:14 PM by 14番目の月
改めて、

何故、自国以外の他国を、<侵略するものだ>とし、<排他的>に考え、そう<決め付ける>感情は、どうして、起きるのか?

自己を守り、家族を守ろうとする 感情(本能?)が基本となり、地域(まち・むら)、(所属する団体・企業)、そして、国、民族を存続させたい、と云う感情となり、それが、「集団意識」となるのか?

「世界は一家、人類は兄弟」との考えは、そのような「集団意識」としての感情からは、「理想論」でしか無いのか…?
また、「平和憲法(憲法第9条)」は、争いが絶えない世界の宿命の中で、単なる「理想(国家)」を世界に向け、謳っただけの「理想(文)」でしか、無いのか?

…<国を守る>と云う感情(集団意識)は、<自己の遺伝子を残す為には、他をしりぞけないと、生き残れない>と云う「遺伝子の意識」(生命の自己存続意識?)から来るのか…?

考えさせられました。

戦争は、悲惨で、平和が一番なのは、どの国民も知っている筈なのに、<何故、戦争は、人類から無くならないのか?>

はたして、動物としての「人類」の<性(さが)>なのか?

よく、考えたいと思います。
2009/01/29 11:50 PM by mohariza
返事が遅れましてすみませんでした。

>14番目のお月さま

コメントありがとうございます。

おじいさまにアッパレッ!!っと申し上げます。
戦争なんて、政府の外交の不始末以外の何物でもありません。
その尻拭いを国民がするなんて、ちゃんちゃらおかしくって笑っちゃいます。

昨今の紛争は、懐の潤いのためにやたらと武器を使いたがる馬鹿者が居ます。

それをわかっていながら、NOと言えない日本がもどかしいですネ。。。

平和と説くことを「綺麗ごと」とか「偽善」とか言われても、へへーんっと笑ってやりましょう。
生きていく上で、真っ先に追求すべきことだと否応なしに思い知らされる事ですから。

>ヤラレタラヤリカエス。

これについては、また折をみて自分の見解を語りたいと思います。


>mohariza様

コメントありがとうございます。

「世界は一家、人類は兄弟」
平和を願わない国など無いはずなのですが、派遣国家は、追従する国々を上から目線で見ています。
派遣国家に対抗する大国もまた同じ。
所詮、平等なんて「絵に描いた餅」に等しい事なのかなと。。。
虚しいですけどね。

平和の定義は、各国によって違うでしょう。
日本国内に於いても違うと思います。
特に「自衛」が絡んできますと。。。
私には、その意見の分かれ方が疑問でなりません。
政府見解がブレ過ぎているように思います。

『自国の民族(種族)を守りたい』という崇高な精神は、悲しいことですけど、
儲けのための戦争に置き換えられてしまったのかもしれませんね。。。








2009/02/03 12:32 AM by 鯱美
祖父母を入れて5人で住んでいたころ、祖父がよく戦争中の話を食事時に話してくれました。
私は昔からそういった話が大の苦手で話が始まると耳をふさいで騒いでいました。
しかし、よくよく聞いていると昔は良かったという楽しかったの日常線上にあったようでもの凄い悲惨さはありませんでした。もちろん戦争の愚かさなどは話をしていましたが。
祖父の話のように日常のなんとなく「平和かな?」の中に「戦争」が組込まれていくことにも不安を覚えます。まさか、日本が戦争をというまさかが現実にならないように…。何ができるのでしょう。自分を守ることで家族を守ることで精いっぱいな今の世の中。(私も。)希望はあるのでしょうか。
2009/02/07 8:53 AM by 編集部.k
>mohariza様

訂正

派遣国家ではなく、覇権国家でした。
お恥ずかしい。。。


>編集部.k様

コメントありがとうございます。

戦争とは、武器によるものだけでは無いと思います。
不況による閉塞感と政府に対する不信感。
政治不信に対して議論を交わす多くの人々。
現状に満足出来ない多くの人々による、言論の戦争はもう始まっていると思っています。
雇用者と被雇用者、政府と国民、富裕層と貧困層。
さまざまな外的圧力など。。。

日本の政治は、選挙で少し変わるカモしれません。
アメリカは無理。
ロシアと中国がどう動くか、、、個人的にそこに注目しています。


2009/02/08 12:56 AM by 鯱美

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