ラ・カンパニュラ

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2011.10.07 Friday

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2008.12.28 Sunday

チェ 28歳の革命&チェ 39歳別れの手紙






エルネスト・ゲバラ・デ・ラ・セルナ享年39歳。
チェ・ゲバラと言った方が馴染みがあるだろう。
50年前にキューバに革命をもたらした男、その志を持ったのは時わずか28歳。

アメリカにもっとも嫌われた男は、世界で最も愛された男だった。

たった82人でキューバの独裁政権を倒し、共和国を打ち立てた男。

彼はアルゼンチン人で喘息持ちの医者だった。
同時に旅人であり詩人であった。
何よりも人を愛し、人を惹きつける才能を持っていた。

20世紀最大のロマンチストであり、偉業を成し遂げた人物だと思う。
彼が成し遂げたことを、過去の話としてしか捉えられないことが残念でならない。
同じ時代を生きた人が、彼をどう思っているのか是非とも聞きたいところ。。。

キューバは共産国。
共産国といえば、ソ連であり中国であり、北朝鮮でして。。。
なんだか薄暗いというか恐怖政治を施いている恐ろしい国家という概念があるのだけれど、
赤道直下の国、キューバはラテンのノリ。
今日が楽しければそれでOK!
そんなキリギリスばかりの人種が揃ってる。

キリギリスがアリになれない所以ってものがあって、キューバは教育費も医療費も全て無料。
日本では考えられないけれど、大学の費用まで無料なのだ。
北朝鮮や中国の寒村地域とは違って、キューバ全土で識字率は95%以上ともいわれる。
共産国家としては珍しい豊かな国である。
(麻薬とは縁が切れないみたいだし、中国に莫大な借金かあるみたいですけどネ)

独裁者のために虐げられていたキューバを、開放したのがゲバラ。
北方謙三氏も言っていたが、水滸伝の指導者「晁蓋」を彷彿とさせる。
水滸伝の108人と、ゲバラのゲリラ軍の82人が、また似通ったような少数値で浪漫なのだ。



現在の日本は、独裁ならぬ多裁国家だと思う。
大企業、メディア、政治家、複合的に汚染された、資本主義とは名ばかりで国民が主権を失った
奇妙な国家である。

憲法の9条も25条も、1条でさえ虚しく響く国家になってしまった。

政界再編では間に合わなくなってると思う。
では、どのように政権交代が成されるか、、、そんなご時勢の今日この頃、
キューバ革命は正にロマンチシズムの骨頂とも思えてしまう。


  この手紙を読まねばならないとき、

  お父さんはそばにいられないでしょう。

  世界のどこかで誰かが不正な目にあっているとき、

  いたみを感じることができるようになりなさい。

  これが革命家において、もっとも美しい資質です。

  子供達よ、いつまでもお前たちに会いたいと思っている。

  だが今は、大きなキスを送り、抱きしめよう。

  お父さんより。

                     (チェ・ゲバラ 1965年  子供達への最後の手紙) 


虐げられている人を前に思うのは、思想でも宗教でも無い。
政党でも体制でも無い。

「何とかしなければ!」その強い思いだけなのだと思う。


チェ28歳の革命(1月10日より)  チェ39歳別れの手紙(1月31日より)

共産国家を支持するわけではないけども、とりあえずこの映画は観てみたいと思います。



余談ですけど、「ラウル」と聞いてゴンザレスではなく、カストロを思い浮かべるなら
赤い星に敬礼!




(なんちゃって・笑)


2011.10.07 Friday

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19:33 | - | - | - | pookmark |

コメント

グアテマラの革命政権が倒されなければ、キューバはゲバラのいう「ラテンアメリカで最も自由で民主的な国」でいたのかもしれないですね。
しかしその革命政権が倒れ、ゲバラは社会主義に傾倒。独裁政権だったフルヘンシオ・バティスタ打倒を目指してカストロと共に、武装ゲリラ闘争へ向かいました。
メキシコからわずか8人乗りのボートに乗りこんだゲバラ達革命メンバー82人は、キューバに到着したときにはすでに12人になっていたとか。
それでも戦い抜いたゲバラは、キューバの国立銀行総裁になるんですよね。。。
時代を動かすのは、いつの時代も、ほんの一握りの少数なのかもしれません。おっしゃる通り、いまの日本は多裁国家。なにもできない。なにもしない日本。
考えてみると、太平洋戦争の開戦のとき、終戦のとき、その重大な国家としての決断に際して、国会はなんの機能も果たしていない。結局、国会なんて、なにもできない烏合の集団でしかないのか? 最近、そんなことを考えています^^;
2008/12/29 11:30 AM by ねずきち
主権在民とは憲法上だけ話で、まさに多裁国家日本ですね。
現実には資本力が国の姿を決めているんですけど…。

政治にお金がかかり過ぎるのは、当たり前なのかな?
意図的にお金がかかるように仕向けられているのでは?

なにはともあれ、お金の無い市井の民には、
国家を裁する資格すらないという状況です…。

金満政治家と元官僚を選択するのは愚の骨頂。
彼らは現体制維持派の急先鋒ですから、
市井の民が選ぶべき人物ではないでしょう。
ここから変えていかなくては、何も変わりませんよ。
2008/12/29 8:21 PM by たいやきやいた
チェ・ゲバラは、私にとって、ホー・チミンと同様、革命家としての
理想像でした。現実政治の薄汚さとは無縁の、質朴に生きた生涯は、
近寄り難ささえ感じさせます。
今日、ゲバラの思想と行動は、ラテン・アメリカ一帯に深く根を下ろして、変革の嵐を巻き起しています。ヴェネズエラのチャベスなど、多くの最近誕生した社会主義的政権の思想的礎を与えているのです。
チェ・ゲバラの姿を描いたポスターが見られない国は無いと言える程、好い意味で、世界の人気者になっているのです。
この度のゲバラ映画上映が、改めて日本社会に、少なからずのインパクトを及ぼすのではないかと期待しています。

2008/12/29 10:53 PM by フレンチマン
>ねずきち様

コメントありがとうございます。

もともとマルクス主義に傾倒していたゲバラですので、グアテマラ革命政権の崩壊で
傷心と妻の影響で社会主義に目覚めていったのでしょう。
キューバに上陸したのは12名(別の説もありますが)ですが、農村部からの支援と
都市部からの参戦など、市民から格別に支持されたことが功を奏したのでしょう。

>なにもできない。なにもしない日本。

ゲバラなら、この日本の惨状をどう見るでしょうね?
この作品はゲバラの生誕80年そ記念して製作されたのですが、この時期に公開されることに
偶然ではなく必然性を感じてしまいます。

これからの日本を担ってゆく若者に、是非見て欲しいものです。
(派遣切りにあった人にも何とか見せてあげたいなぁ。。。)



>たいやきやいた様

コメントありがとうございます。

日本の国力(資本力)は、この恐慌で落ちているかのように見えますが、昨今話題になってる
大企業の「内部留保」を見ると、決してそうでもありません。
それでも「不況、不況」の大合唱なのは、この利益の使い道がちゃんとあるってことだと思います。

政治屋さんに、自分たち(大企業)に都合のいい法案を作ってもらうための貢物。。。

私は日本国民の発言力が弱まっていることが心配。
今、ゲバラのようなカリスマ革命家が現れたとしたら、おとなしい日本人は同調するでしょうかね?
ぽっけーと見てるだけかもしれません。

主権が国民から離れてしまっていることに、慣れすぎてしまってる感がありまして。。。
虚しいことです。



>フレンチマン様

コメントありがとうございます。

ゲバラの魅力は、大学時代に南米の多くの地を旅して回り、多くの社会を見て多くを感じたことによる
人間愛だと思います。

最近は、彼が殺されたボリビアでも人気が高まっていると聞きます。
東京の原宿でも、彼の顔がプリントされたTシャツは売れ筋商品だとか。
日本の若者達は、ゲバラの名前だけは知っているようですが、何を成した人までかは
認知していないようですが、、、。

ゲバラが素晴らしいと思うのは、彼はキューバの解放だけに留まらず、コンゴにもボリビアにも
世界をも変えようとした情熱があったこと。

私もこの映画を観て、多くの人々に「世の中は変えられる」という希望と信念を持って欲しいと
切に願います。
2008/12/30 2:52 AM by 鯱美
>鯱美さん

>ゲバラのようなカリスマ革命家が現れたとしたら、おとなしい日本人は同調するでしょうかね?

同調すると思いますよ。それから、性質的なおとなしさですが、この際、あまり関係ない気がします。
徒党を組むことが好きな(逆に言えば、自分の頭で考えない)国民性ですから、
一度、火がつけば、乗り遅れるなとばかりにフィーバーすること間違いナシです。

ごく最近の例では小泉首相。少し前では石原都知事などが良い例です。
自民党内でも、その主張と過激さから、長い間反主流に属していましたが、
一度人気が出れば、過去のイメージだけが増長され、思想などそっちのけで首長に納まっています。
彼らが望む政治を行えば、究極の資本主義を目指すことなど、初めから分かっていたことです。
現在の惨状を作り上げた主犯は、そんな彼らの素性を伝えないメディアでしょうね。
今、国民の怒りの矛先を避けるために、ひそかに暗躍しているのは、メディアだと思います。

話が脱線しましたね…。
仮に同調するにしても一番心配なのは、ヒットラーが出現した時代も、
やはり、現状を打破したいという土壌が、国中に満ち溢れていたのだろうと思うことです。
革命家がどんな政治背景を持ったところから出現するのか?この点は大事だと思いますよ。
2008/12/30 7:08 PM by たいやきやいた

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キューバ共産党機関紙も高評価「チェ 28歳の革命」「チェ 39歳 別れの手紙」
「チェ 28歳の革命」「チェ 39歳 別れの手紙」…、どちらの映画も、私は予告を見て、既に見に行く気満々になっていますが、このキューバ革命...
(From VALVANE 2009/01/05 2:49 PM)
チェ 39歳 別れの手紙-★★★★-
1部とそれほど間を空けずに観ようという事で観てきました。2部をみてはじめて1部の意味を悟りました。
(not simple. 2009/02/01 12:21 PM)

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