ラ・カンパニュラ

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2008.11.21 Friday

微笑と虐待 〜証言 アブグレイブ刑務所事件〜

2008年11月17日(月) 午後10時00分〜10時49分
総合テレビ



この番組をご覧になったでしょうか?


初回放送を逃し、再放送を見ようと思っていたら日程の勘違い。。。
かと思いきや、勘違いでなくなんとか見ることができました。
11月19日深夜再放送。



2003年にイラクで起きたアブグレイブ刑務所虐待事件。
兵士たちが笑顔でイラク人収容者を虐待している様子を写した写真は世界を驚愕させた。
事件発覚後に行われた軍法会議では、虐待・拷問は兵士たちの自由意志で行われたと認定。



イラク戦争時、イラク人を収監したアブグレイブ刑務所で行われた、
イラク人への虐待、殺害、人権蹂躙の実態が日の下に晒された事件は記憶に新しい。


目隠しされた全裸のイラク人男性を並ばせて、くわえタバコの若い女性兵士がニカッと笑う映像に
背筋を寒くした人は決して少なくないだろう。
収監されたイラク人の過半数以上は、テロ行為との関わりなど一切持たない無辜の一般人だった。

テロ撲滅、平和維持の大義名分を掲げたアメリカが行った事は、現代のアウシュビッツを
彷彿とさせる事件となった。

abu ghraib


人前で全裸になることに抵抗のない人が居るだろうか?


イスラムの教えは中東地域では絶対的な教えです。
そのイスラムは、人前で全裸になることを厳しく禁じています。
子供にも徹底しています。
(スクールキャンプに参加した子供にイスラム圏の子供がおり
この子は、みんなと大浴場で一緒に入浴することさえ拒みました)

それを強要されることは最大の恥辱なのだ。


興奮させた軍用犬をけしかけられ、裸体のままで恐怖を感じない人がいるだろうか?


軍隊は一般社会に比べて、上下関係が徹底している。
つまり上官からの命令がない限り、このような行いはしない。
イラク人の尊厳を最大限に傷つける形での虐待を命じられていたとしか考えられない。


NHKスペシャルでは、くわえタバコで笑い、イラク人の首に巻きつけられているロープを持って
写真に納められたリンディ・イングランドのインタビューにスポットをあてていた。
(彼女は、不品行の罪で軍を追われ3年の刑に服した)



インタビュアーが『なぜあの時笑っていたのですか?』と聞くと


彼女は言った。


日常的な光景だった。上官(彼女の恋人)に言われた通りにしたまでのこと。
彼が喜ぶならそうしようと思っただけ。


いくら厳しい上下関係があるとはいえ、人としての善悪の判断が出来なくなる状況は
簡単に生まれるものなのだろうか?


この事件は、内部告発した一人の青年によって明らかにされた。


日本では『内部告発』は勇気ある行動として讃えられる傾向があるが、アメリカでは
『裏切り者』として蔑視される傾向があるという。


この青年は報復を恐れていた。


しかし、ラムズフェルドに「不義を告発した勇気ある青年」と国営放送で姓名を明らかにされてしまった。
ラムズフェルドは事件を明らかにすることで、開かれた軍と不義を憎む姿勢をアピールしつつ、
この青年を威嚇したのだ。
ラムズフェルドがこの事件を写真と共に知った時、怒りを露にしたという。
しかしその怒りは、非人道的な行いに対する怒りではなく、写真が現存していたことに対する怒りだった。。。


告発した青年は故郷の人々から売国奴のレッテルを貼られ、今なお身を隠すようにひっそりと暮らしている。



この事件発覚によりラムズフェルドに辞任要求したのは、バイデンとマケイン(ネオコン系)だった。
彼らはどうしてもラムズフェルドを辞任に追い込みたかったのだ。
バイデンもマケインも良いトコあるじゃん、、、っと思ったが、これにはカラクリ有。


ラムズフェルドは兵役を公募としていたが、バイデンとマケインは徴兵制を唱えていたから。


はい、アメリカが徴兵制を採ったらネオコン系は大はしゃぎ。
自国で訓練するよりも、適当な大義名分を掲げた戦争が始まれば儲かりますからね。



オバマ氏はとんだモンを拾ってしまったのではないだろうか?
拾った、、、というよりずっとソコにあり続ける巨大な岩のようなものかもしれない。。。


少し話しがズレましたが、


アブグレイブはまだ存在している。
報道されない事件は、暗い闇の中で続けられている。
イラク人に憎まれる行いをわざとしている。
上官に命じられている通りに。


アメリカは、どうしてもイラクと戦争したくて仕方ないのだ。
イラクからの宣戦布告を待っているのだ。
イラクが先に手を出せば、アメリカの巨大な軍を前に散ることになるだろう。
それを認識しているからイラクは怒りを腹に収めている。


世界覇権を狙うアメリカは手段を選ばない。


でも最近お金がない!


あ、だから中国に擦り寄ってるのか。。。


 


 


恐いなぁ。。。







参考

アブグレイブ虐待で有罪になった米国女性兵士へのインタビュー

イラク情勢ニュース


 






 


2011.10.07 Friday

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コメント

すごい映像ですね。
知りませんでした><;;
第二次世界大戦の頃の米兵の残虐行為については、ボクもブログで記事にしたことがありますが、現代でも同じなんですね。
戦争は狂気の世界。そして動画にあるような収容所の中もまた狂気の世界。
人はあらゆる欲求の中で、人を支配する欲求が最も強いと何かの本で読んだことがあります。
圧倒的な武力をもったとき、ヒトはどこまでも残酷になれる。
恐ろしいことです。
2008/11/21 6:30 PM by ねずきち
***補足***

アブグレイブ刑務所そのものは、事件後に閉鎖されました。
本文に記した『アルグレイブはまだ存在している』の一文は、
アブグレイブと同じ性質を持つ、キューバのグアンタナモ収容所が
まだ閉鎖されていないという意味です。




>ねずきち様

コメントありがとうございます。

オバマ氏が大統領に選出されたこの時期に、なぜNHKがこの放送をしたのか
少し気になりアップしてみました。

おっしゃる通り、戦争は人を人でないモノに変えます。
正に狂気です。
しかし戦争を作り出す人間は、非常に冷静に人を狂わせます。

この事件で処罰を受けたのは、写真やビデオに写っていた7名のみ。
虐待の命令を下していた上官達は昇進しています。

責任を問われることなく軍の温床に預かる者が、一体どれだけ居ることでしょう。。。

近現代の覇権国家は
スペイン→オランダ→イギリス→アメリカ
と変遷しています。
もうそろそろ新たな覇権国家が出てきそうな予感がするのは私だけでしょうかね?


2008/11/22 12:08 AM by 鯱美
毎日新聞も、日本をコケにした英字報道を10年続け、同じような処分、昇進がありました。
異常なものが権力を取る。考えさせられますね。
上の動画、気になるので、ボクのブログにも貼ってみたいのですが、よろしいでしょうか??
2008/11/22 7:49 AM by ねずきち
>ねずきち様

コメントありがとうございます。
どうぞどうぞ。
ねずきち様の切り口で、是非ご紹介くださいませ。
2008/11/22 11:19 AM by 鯱美
どんな人間でも、こういう醜くておぞましいものを持っているんだろうか?信じたくないけれど・・・。
自分より下のものを無理やりにでもつくって虐待する。これは「いじめの構造」と全く同じ。こういう卑劣なことをしないと生きていくことができない社会。戦争もそのひとつ。
子供達にどう説明すればいいのかわからない。
2008/11/22 6:53 PM by 14番目の月
>14番目の月様

コメントありがとうございます。

悪名高いアウシュビッツの看守も、収容所を一歩出れば
飢えた野良犬にパンを与える、優しさを持つ普通の人間だったと言われています。

人が狂気にかられるのは、やはり環境なのだと思います。
圧倒的な権力に、逆らえない命令を下される状況が日常的に繰り返される場に
たった一人置かれれば、正気でいられる絶対的な自信は私にもありません。

正義の告発した勇気或る青年は、今でも報復に怯えています。
捻じ曲がった正義=不義がどういうものなのか、繰り返し繰り返し考え、話し合い、皆で認識し合うことが一番大切なことでしょうね。
2008/11/23 1:00 AM by 鯱美
初めての投稿となります。

記事内容は知っていましたが、多数の画像は初めて見ました。
戦争と人間については、もう、皆さんが言い尽くしていると思いますので、繰り替えしませんが、

戦争は、普通の人間を狂気に変えます。
狂気の世界では、人間は、普通の神経ではいられません。
皆と同じ、「狂気の行動」を、(上司の「狂気<戦争遂行者としては、当然>の指示」は、祖国の通常感覚では異常でも、それが、当たり前となり、)取らざるを得ません。
反対なら、「軍法会議」です。

…冷静でいられるのは、遠い本国で、武器を送り込んで、多大な利益を得る背広姿の軍需産業の企業家だけです。

政治家(戦争決定者)も、理性を失い、「戦争」を遂行せざるを得ません。
一端、戦争を起こしたら、やめることは、起こしたことの失敗を認めることになるからです。

戦争は、「狂気」ですが、この世界からは、そう簡単に、無くならないと思います。

莫大な利益を得る軍需企業が欲し、
国同士は、いつまでもいがみ合い、「宗教」の違いによる摩擦は、益々混迷を深め、異国に取り残されている異民族の民族独立問題は、そう簡単に解決出来る問題で無いからです。

…今後、時々、コメント差し上げます。
2008/11/23 1:36 AM by mohariza
>mohariza様

ようこそお越しくださいました。どこぞの酔っ払いにそそのかされましたね(笑)

コメントありがとうございます。

おっしゃる通り、近現代のおける戦争は、国家の背後にいる巨大な軍需企業に都合よく引き起こされ
舵取りをすべき政府が踊らされています。

何処の国もそういう傾向がありますが、アメリカはあまりにも酷い。
覇権国家が衰退する直前には、必ず大きな戦争がありました。
政権がブッシュからオバマに遷り、狂ったように戦争をしたがった国家が、どのように変わるのか期待すると共に
軍需企業の傀儡大統領と成り下がることのないよう祈るばかりです。

今後ともよろしくお願いします。^^

2008/11/23 11:12 AM by 鯱美

ブッシュ政権の下で為された、このような戦争犯罪を、オバマ政権がどのように追及するか,処理するかということが、この新政権の真価を判定するメルクマールになるでしょう。バイデンという人物の出方も注目されますね。ヒラリー・クリントンが国務長官になりそうですし、オバマ政権第1期目は、大きな「変化」を期待できそうにありません。残念ながら。
2008/11/23 9:19 PM by 山上 真
>山上 真様

コメントありがとうございます。
ヒラリー女史がオバマ陣営に加わるとなると、ますますクリントン政権時代のコピーとなる様相が色濃くなってきますね。

混沌としたアメリカの情勢で、まず中国が英国側に付くか米国に付くかが
一番の関心事です、今のところ。
まだ就任もしていないうちから、これほどの難題を押し付けられた大統領は他に居ません。
お気の毒です。。。
2008/11/24 2:21 AM by 鯱美
祖父は戦争で中国へ行った人だったが、生前、当時のことをほとんど口にしなかった。
それでも二度ほど祖父の軍隊時代のことに話が及んだ時は、普段見せたことのない戸惑ったような噛み締めるような微妙な表情を浮かべた。
その時も、悲惨だった様子を少し口にした程度で、詳しいことは話してくれなかった。
日頃はバリバリ右寄りの発言をする人だったが、そうした勢いをまったく感じさせない祖父の態度から、「戦争では、嫌なモノをたくさん見てきたんだろうなあ」と思った。

「事件は会議室で起きてるんじゃない。現場で起きてるんだ!」という映画のセリフがあったが、間違いなく「狂気」は現場で起きる。
一兵卒だった祖父は、その現場にいたから、口に出せない多くのモノを目にしてきたんだろう。

この映像はどこか別の世界の話ではなく、身近な所で起こり得る話。
あの時の祖父の表情を思い出しながら、そんなことを考えた。
2008/11/24 1:21 PM by 五十歩百歩
>五十歩百歩様

こちらでははじめまして。
コメントありがとうございます。

戦争で敵兵を何人殺した、、、などと自慢気に話す方も中にはいらっしゃるようですが
きっとそれは嘘ですね。。。

わたしも戦地へ赴いた伯父から、戦争体験を聞いたことがありません。
戦場の狂気を実際に見た方にとっては、それこそ筆舌しがたい惨状だったのでしょう。
同胞が逝く姿だったかもしれないし、人としての尊厳を傷つけられる場面だったかもしれません。

おっしゃる通り、この映像の被害者が、あるいは加害者が、身近に現れるる可能性が全く無いとは言い切れません。

どちらの立場に立たされても、想像するだけでおぞましい。。。

悪魔となる人間、ヒトであることを諦めさせられた人間。
陰で笑う商人のために命の奪い合いなど、あってはけないと改めて感じた次第です。




2008/11/24 10:07 PM by 鯱美

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